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【あっぷる君Jr.が行く!】第3話 パピーファミリー(子犬ボランティア)の元で育つパピーの様子

皆さんこんにちは、あっぷるJr.です。暑い日が急に来たかと思えば、また寒い日が戻ってきたりと何だか季節も忙しい4月があっという間に過ぎ、もう5月ですね。

今回は、パピーファミリー(子犬飼育ボランティア)の元で育つパピーの様子をお伝えします。

マミーマートでは「補助犬の店舗での受け入れ拒否ゼロ」を目指し、従業員への啓蒙(けいもう)ポスターの社内取付けや育成募金活動などいろいろな形で日々啓発してくれているんだ。

なんとその活動の一つとして、なんとマミーマートの社長さんも、パピーファミリーに参加してくれているんだよ。まずは、パピーファミリー(子犬飼育ボランティア)の役割と委託条件について説明させてね。

パピーファミリーとは?

将来、補助犬としての訓練を受ける子犬を生後2ヶ月~約1歳まで預かり育てていく、子犬飼育ボランティア家族のことなんだ。

パピーファミリーの役割

子犬が将来、補助犬(聴導犬・介助犬・盲導犬)になるためには、作業意欲、集中力、そして人間社会のルールを身に付けることがとても重要になるんだ。愛情ある温かい家庭での暮らしの中で、人に愛される喜びを覚え、
        人間社会の習慣や規則(ルール)を学んでくんだよ。

子犬を育成するパピーファミリーは、補助犬育成事業の過程で重要な役割であると同時に、障がい者の自立、社会参加が促進されるという点で障がい者福祉の一環であることを理解してもらうことが重要なんだ。

パピーファミリーの委託条件は?

1.室内で飼育できること、2.留守がちでないこと(1日3時間程度の不在まで)、3.日本補助犬協会の育成方針に沿って飼育できること、4.家族全員が飼育に賛成し、協力すること、5.東京近郊にお住まいの方で、協会主催のしつけ教室に車で参加できること
        ※日本補助犬協会の条件となります。これらの条件を満たせる過程で子犬達は大切に育てられていくんだね。

それではパピーのエイド君を紹介するよ

エイド君は青いリボンの男の子。生まれた時は450グラムだったけれど、日に日に大きく成長していったよ。協会では兄弟たちと毎日元気いっぱい過ごしていたよ。

そしてついに委託の日、エイド君もパピーファミリーもお互いドキドキだったんだ。

パピーのお家に到着してからまずは、安全確認のためにあちこちクンクン。家族の人たちの様子もじっと観察していたよ。はじめは緊張でソワソワしてたんだけど、愛嬌たっぷりであっという間に家族の中に溶け込めたんだって、よかったね!!

さて、これからパピーファミリーと一緒にトレーニング開始。エイド君たちパピーの最初の課題はトイレットトレーニングなんだ。協会からの指導に沿って、兄弟5頭みんなで第一歩を踏み出したよ。がんばれー!!

次回も引き続きエイド君の成長をお伝えします。皆さん、応援してね。

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