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【あっぷる君Jr.が行く!】最終話 これからも僕たち補助犬を応援してね!

皆さんこんにちは、あっぷるJr.です。暑い暑いと言いながら、あっという間に8月も過ぎ去っていきますね。コロナが5類になって初めての夏休み。この数年できなかった活動や、家族との交流を楽しめたでしょうか?

やっぱり人と人が直接かかわり、コミュニケーションが取れるようになるっていいですよね。僕たちも皆さんの活動の場に多く参加できるようになって、とっても嬉しいです。          そんな中でも、感染には油断せずに気を付けて生活していきましょうね。

日本補助犬協会の訓練センターに入学した子犬たちは、どのように過ごしているのかな?
        将来補助犬になったら、どんな風に活躍するのかな?

入学の後

各パピーファミリーのもとから入学してきた子犬たちは、第一に訓練センターでの生活に慣れることが大事なんだ。そのために、思いっきり体を動かす体育の授業があります。
        ドッグランでの「陸上」や、なんと言ってもこの時期は「水泳」が大人気です!

今までの生活との違いにちょっぴり不安になる子、クンクン寂しがる子、何事もないように生活する子、みんな様々なんだよ。子供が親元から離れて、一人暮らしをスタートさせるのと同じようなイメージかな?訓練センターでは訓練士さんが、そんな子犬たちの様子をよく観察し、それぞれの個性を見抜いていくんだ。そして適性を見極めたうえで少しずつ補助犬の訓練がスタートしていくんだ。

訓練

みんなは訓練というとどんなイメージかな?朝から晩まできっちりと厳しく訓練してるんじゃないの?なんて思っていないかな?そんなことではないんだよ。日本補助犬協会では、「褒めて伸ばす」ということを大切に訓練してるんだ。

人と同じで、子犬たちにだって同じことを訓練しても得意な事、苦手な事、それぞれだよね。その子犬の性格に合わせて、訓練士さんたちは上手に訓練をスタートさせているんだ。そして何より「good!good!」と、たくさん褒めてあげるんだ。子犬たちも褒められることは大好き!皆さんも同じでしょ?

訓練を楽しく終わらせるポイントは、その時間の長さも大切なんだ。子犬たちが集中できる時間は、最初はせいぜい15分位なんだ。それ以上訓練しても、子犬たちにはなかなか伝わらないんだって。「短時間集中」がポイント。

子犬たちは、訓練士さんの仕事が終わると、担任の訓練士さんと一緒に帰宅し、夜やお休みの日は、訓練士さんのお家で過ごすんだ。そしてまた翌日、訓練士さんとセンターに出勤。そんな生活の中で補助犬になるための訓練を積んでいくんだよ。

社会参加

訓練士さんに教わる訓練が合格点に達すると、いよいよパートナーとなるユーザーさんとの共同訓練を開始。ここでもまた新しい生活に慣れるために、ユーザーさん共々大奮闘します。パピーファミリーや訓練センターのスタッフからたくさんの愛情をもらって育ってきた子犬たちは、新しい飼い主となるユーザーさんに会っても上手に適応できる力を身に付けているんだ。

共同訓練の試験に合格すると訓練センターは卒業となり、晴れて「補助犬」としてデビューします。お互い少し緊張もあるけれど、ユーザーさんと共に二人三脚で頑張っていくんだ。

そして忘れてならないのは、ユーザーさんと補助犬の家族の存在ですよね。ユーザーさんも補助犬との生活によって、さまざまな形で社会参加しているんだよ。地域の小学校で「補助犬と学ぶ心のバリアフリー授業」も人気があります。

みんなの街でもちょっと見渡したら補助犬ユーザーさんが補助犬と共に一緒にお買い物をしているかもしれないよ。そんな時は、暖かく見守ってくださいね!

「あっぷる君Jrが行く!」いかがでしたでしょうか?僕たちが生まれてから補助犬になるまでの様子等、うまく伝えれたかな?皆さん、これからも僕たち「補助犬」のこと応援してください。

マミーマートグループ各店で8/31まで「第3回手作り募金箱コンテスト」の作品を募集しています。皆さまのアイデアのある募金箱に補助犬育成のための募金を入れて応募してね。皆さまのご参加おまちしております。

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