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【介助犬あっぷる君が行く!2nd】第5話 僕たちのイベント活動

こんにちは!「介助犬」のアップルです。 僕の母校では、「もっと知って補助犬キャンペーン」など、より多くの人が補助犬を身近に感じ、理解を深めてもらうための取り組みも行っています。今回は、その様子をご紹介します。

ここ数年間にわたるコロナの影響で、イベントがなかなかできなくなってしまったけれど、そんな中でも僕の仲間はいろいろな形で活動をしていることを、皆さんはご存じですか?

仲間たちの活動

僕たち補助犬を知ってもらう活動は、学校での授業、研修・勉強会、イベントへの参加などがあります。早速、日本のあちこちで活動してくれている僕の仲間の活躍を紹介します。

学校での補助犬介在授業【介助犬】

介助犬は、主に車いすを利用する方の日常生活をサポートします。補助犬の役割や、ユーザーの介助犬との生活の様子について、学校の授業で子供たちが、勉強するんだ。授業に参加する介助犬は通常1頭だけど、岩手県では2~3頭が参加しているので、いつも賑やかだそうです。楽しそうだなぁ…

彼らは、県などが主催するイベントに参加し、子供たちと介助犬との触れ合いを通して募金のお願いをしてくれたりしています。

接遇研修【聴導犬】

聴導犬は、耳が聞こえない・聞こえにくい人に音を知らせます。接遇研修では、例えば耳の不自由な人の言語である「手話」を勉強したりしています。手話の勉強は継続した方が効率的なので、神奈川県に住む僕の友人は、いろいろな学校や企業に行って研修や勉強会に参加しています。忙しそうだなぁ

手話勉強会以外にも、耳の不自由な人とのコミュニケーション研修などもあるよ。

イベントでの啓発活動【盲導犬】

盲導犬は、目の不自由な人が安全に歩くお手伝いをします。イベントの数は減ったけど、僕の友達は負けてないよ。だって、オンラインでのイベントも実施するようになったから。彼らは、もっと補助犬を知ってもらえるように、テレビやラジオ・新聞などのメディアにも取り上げてもらいながら啓発活動をしているんだって。時には、企業の人たちを対象としたセミナーを実施したりしているんだ。すごいなぁ…

山梨県では、僕の仲間たちが、甲府市内の全郵便局に設置してもらっている補助犬募金箱の募金回収を行っているんだよ。

僕たちは、みんなに「補助犬」のことを知ってもらえるように毎日頑張っているんだ。まだまだ受け入れてもらえないこともあるけれど、へこたれず頑張っているんだよ。僕の願いは、頑張らなくても補助犬と一緒が当たり前の社会になってくれること!!みんなも応援してくださいね。

トピックス:2022おけがわ春のふれあいフェスタ(埼玉県桶川市主催5月8日の様子)

5月8日に開催された埼玉県桶川市主催:2022おけがわ春のふれあいフェスタに参加しました。友達の聴導犬ルビーも一緒だよ。

今年に入って屋外イベントも少しずつできるようになってきたよ。きっとほかにもいろいろな所で僕たちに会える機会が増えてくると思うから、その時は皆さんぜひ僕たちに会いに来てくださいね。

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