第9話子犬の成長日記Ⅱ｜介助犬あっぷる君が行く！2nd

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こんにちは!「介助犬」のあっぷるです。学校は夏休みに入りましたね。宿題もあるけれど、みんな楽しく過ごしていますか?

5頭の子犬たちは、誕生してから早3か月!パピーファミリーの家族となり、あっという間に1か月が経ちました。今回は、そんな子犬たちの成長の様子第2弾をお届けします。

生まれた時は体長15cm・体重500gだった子犬たちも今では体長35cm・体重7kgにまで成長しました。

僕たちラブラドールレトリーバーは大人になると体長60cmくらい・体重は30kg位まで成長するんだ。だから子犬たちは、まだまだかわいいぬいぐるみみたいだよ。

パピーファミリーのもとへ行って1か月。今までお母さんや兄弟たちと過ごしていたけれど、新しい家族の中で初めて1頭だけの生活が始まったよ。

まだよちよち歩きの子犬たちにとって、最初は寂しかったこともあったけれど、新しい家族にたくさんの愛情をもらって少しずつ慣れてきたころなんだ。

今までは家の中だけでの生活でしたが、いよいよ初めてのお散歩です。家の中から見ていた景色を、実際に肌で感じます。見るもの触れるもの、そして自然の匂いや風もすべてが初体験です。

お家では元気いっぱいでやんちゃな子犬たちですが、いざ外出となると何も抵抗なくどんどんお散歩できる子もいれば、慎重に一歩を踏み出そうとする子もいます。中には緊張のあまり固まってしまう子も…!!まるで人間の子供の「公園デビュー」みたいだね。

そんな子犬たちも、お散歩に慣れてくると、徐々に本領発揮です。興味を持ったものに近づいてみたり、いろいろな音を聞いたり、多くの人と関わったりといろいろな体験をしていきます。自信満々にお散歩できる子、大きな音が苦手な子、人間が大好きでついつい飛びついてしまう子、お散歩中のワンちゃんと上手に挨拶できる子など、子犬たちも様々です。

パピーファミリーは子犬が拾い食いや事故にあわないように気を付けながら見守ってくれますが、なんせ好奇心の塊の子犬たちを相手にするので、それはそれは大変なんです。それでも子犬の性格を感じながら、得意なこと苦手なことを見極め、上手にそれらを克服できるように協会の訓練士さんと導いてくれています。

子犬たちも何をしたらどのように注意されるのか、何をしたらたくさんほめてもらえるのかをパピーファミリーから学んでいきます。保育園の先生たちが協力して保育してくれるのと同じだよね。パピーファミリーってすごいな!

まだまだ人も犬も手探りの部分もたくさんありますが、僕のような補助犬になれるように、パピーファミリーも子犬たちも頑張っています。皆さま、パピーファミリーと子犬たちの頑張りを、これからも応援してくださいね。

8/16よりマミーマートグループ「第2回手作り募金箱コンテスト」の受付を開始します。

コンテストでお預かりした募金は、将来補助犬となる子犬の育成に使わせていただきます。みなさん、手作り募金箱に募金をしてコンテストに応募しよう！みなさまの応募、お待ちしております。

さくらは、5頭の子犬たちの中で、一番大きく生まれたんだ。だから女の子なんだけど力持ちで、よく男の子に間違えられていました。

その桜トピックス：僕の妹「さくら」を紹介します!のパピーファミリーは、僕の母校である日本補助犬協会の訓練士さんご家族なんです。だから、僕が横浜訓練センターに出勤したときは、僕が子守役なんだよ。

今では僕の後を追いかけてきますので、少し「うるさいなぁ」と思う時もあるけれど、寝ている顔を見たらやっぱり可愛いです!エヘッ